大人と子供
今回は、ボンバーマンの成長の過程を人間のそれに例えて書いてみているので、その都度意味は汲み取って。
最近ボンバーマンをやっていて感じるのだが、今まで身を潜めていた若者が、めきめきと頭角を顕してきたような気がする。そして伸び悩んでいる我々古参軍団の価値はどんどん下がってきている。これが世代交代というやつなのだろうと思う。
戦い方などから予想するに、今のトップクラスは比較的最近(といっても1−2年前)始めた人たちで、成長期の頃から以前のおぱーるなどに入り浸って今の古参たちに揉まれた人じゃないかと思う。BOを長くプレイして、戦い方が染み付いてしまった人はそれを変えるのは難しいけど、まだ成長期の若いうちにベテランの技術を体験して吸収すれば、そこからどんどん次に繋げられて強いと思う。
今の若者の強さが、少し前までのプレイヤーの理想とした動き・戦い方になっていることは間違いない。確実に強い方向に進んでいると思う。ところが最近、強さばかり求めだして、ゲーム本来の楽しみ方ができていないんじゃないかと思うことが増えてきている。価値観は人それぞれ違うものではあるが、楽しくプレイしようと思えば、自然と攻撃的になったり、序攻は控えたりするようになると思うのだが。(つい先日序攻xは甘すぎると書いたが、それとはまた別の話)
強くなるのは大いに結構。若者が老人を超えてゆくのはあたりまえのこと。だけど老人の話に耳を傾けるのは大事なことだし、いずれ今の若者も、今の赤ん坊に抜かされる時が来るのだろうと思う。それで老人の意見は、楽しみも忘れずにプレイしてほしいな、ということだ。
2006年2月26日
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