他人のできないことをする力
あるとき、とあるIRCチャンネルにて、爆弾処理秘書氏に教わった言葉がある。
「他人ができないことをするのは、力になる」
という一言だった。この言葉を頂いた当初はよく意味がわからなかったけど、やって行くにつれて少しずつわかってきた気がする。今のボンバー界では似たような攻撃をする人がたくさんいる。そうすると当然、大衆の守備力もそういう傾向に沿って成長してくる。そこで他人とはちょっと違う戦い方を試してみると、以外にも敵はあっけなく死んでくれる。それが誰もが馬鹿馬鹿しく思って試さなかった戦い方だったとしても、だ。
今日のBOの傾向においてもなお、やはりみんなが抵抗力を持っていない戦い方は存在するのだと思う。それを誰よりも早く見つけて、実践した人が進化への第一歩、つまり「力」となり得るのだと思う。秘書さんはそういうことを言いたかったのじゃないかと思う。ちょうどその頃、秘書さんは新技開発にいそしんでいた記憶があるし。
ちょっと前の自分やトップレベルの人たちの動画を見てみても、今となっては古いと思う技術を駆使して戦っている。そしてその戦い方であっさりと勝てているのだ。考えられることは、当時はそれは新しい技術で、周りが抵抗力を持っていなかったからだ。
「力」を持った人が新たな技術を開発し、周りがそれを真似て、徐々にその技術に対抗する守備力もついてくる。そういうサイクルが今までのボンバー界で何度も起こってきて、今があるのだとおもう。あいにく僕はそう言った技術を開発できるようなセンスは持っていないから、回りを真似ることくらいしかできないのだが…。
2006年2月3日
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